商品と国が決まったら取引相手の選定です。日本人相手ではないですからちょっと気を使います。お国柄もあり、たとえばアメリカでは国内取引を重んじる傾向があります。差別をしてはいけない先進国のアメリカでさえ差別があるのですから他の国ではなおさらです。
相手と対等に渡りあうには、やはりこちらの商品知識がものを言います。瞬時の判断や直感力は俄仕込みでは相手に負けてしまいますね。商品知識があれば、相手の能力も見抜くことができます。プロ意識の高い誠実な輸出をしてくれるところを探さねばなりません。
言葉が通じにくい分、説明は的確でなければなりません。良い商品の提示を受けるには、ほしい商品の方向性や日本でのお値打ち感、商品の差別化戦略などを相手に伝え、理解してもらう必要があります。
また必要な決済や輸送情報を予めまとめておき、それを元に指示すれば相手も理解しやすいです。商談の主導権はこちらが握りましょう。
惚れた商品は必ず手に入れる!良い商品を手に入れるためには、多少相手に難があってもそれをクリアするだけの意気込みが必要です。
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